仕込み水
滝シャワータンク
英君酒造の仕込み水の源流は、蔵から3kmほど西に入った持ち山から湧出している桜野沢です。この山はあえて雑木林のままにしてあります。農薬汚染を防ぎ、ナラやブナの木が雨水をきれいにしてくれるという理由からです。酒造用水は、水道水よりも基準が厳しく、英君では毎年その水質をチェックしています。写真は水源地付近にある銚子口の滝という所です。今では遊歩道になっていて、運が良ければ野ウサギが、悪ければヘビなどの野生動物に遭遇します。
蔵に引き込まれた仕込み水は、屋外の13mタンクの中で再び霧状になって下の砂利層に落とされます。これは酒を仕込む上で大敵となる鉄分を、徹底的に除去するためです。専門的に言えば、霧状になった水が空気中の酸素に触れる事により、水分中の鉄分が酸化鉄となり、砂利層で吸着し除去されるという仕組みです。こうして処理された水が英君の仕込み水として使用されます。
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